幼児英語教育を自宅で行う7つのポイント(Bilingual Kids Co., Ltd インターナショナル幼稚園)

多くの教育エキスパートは読み書きを年少から始めるべきだと唱えます。これは幼児英語教育においても同じです。東京のような大都会では、子どもにバイリンガル体験をさせたいという多くの親の要望により、ここ10年でインターナショナル・プリスクール、幼稚園や英語教室の数が3倍以上になりました。

 

なぜ幼児英語教育はバイリンガルに重要なのでしょう?

それは将来の学問において基礎となる能力だからです。ネイティブではない子供たちにとって、これは母国語以外の言葉で理解をする最初のステップとなります。学校に上がるとカリキュラムの中で幼児英語教育(英語の読み書き)は徐々に主要部分になってきます。

 

保育園、幼稚園、プリスクール、英語教室や小学校であろうと、子どもが教育機関にいる限り、何かしらの形で幼児英語教育が与えられます。すると家庭でのサポートが非常に重要となってきます。親の関与がなくてはならないものと言っても良いでしょう。

 

以下は家庭でできる幼児英語教育の7つのサポート方法です。

 

·      英語の良いお手本になる 一番良いのは自ら働きかけることです。お手本と言っても英語ペラペラである必要はありません。寝る前に読む簡単な英語の絵本をいくつか用意するだけです。アルファベットを指さして、「ほらここにハルト君(お子さんの名前)のHがあるよ」などと示すだけでも良いのです。質問されたら可能な範囲で答えてあげましょう。大人が興味を持っていれば子どもも興味が涌いてくるはずです。

 

·      毎晩新しい英単語を一つ学ぶ 我々は習慣でなりたっています。子どもの頭はスポンジのように吸収します。長い目で見れば驚くような結果をもたらし、子どもの態度も変化しもっと学びたくなるでしょう。

 

·      いたずら書きにガッカリしない 一見いたずら書きに見えるものは、実は文字を書く前の段階です。子どもが紙いっぱいにいたずら書きをして、それを読んでくれるようならそれは重大な瞬間です!文字が何かしらの意味を持っていることが分かったよと教えているからです。

 

·      大きめの子どもにはお絵描きより英語を書くことを勧める  ペンを握っている間に方向を微調整させましょう。もしうまくいかないようだったら、お絵描きをする度、本人の名前と住所を英語で書いてもらうのはどうでしょう。大文字と小文字を使ったアルファベットの研究もオススメです。

 

·      英語を読む空間を造る 幼児英語教育として、子ども向けの英語の本を手が届きやすい場所に集めましょう。自分も分かる内容の幅広いジャンルのものを取り揃えます(英語ネイティブではない場合)。快適な読書コーナーを設置しましょう。 ラグ、クッションやビーズクッションを窓際に置いてもいいかもしれません。アルファベットや数字のマグネットをその空間に加えるのもいいですね。

 

·      自宅のラベルをすべて英語にする 座って一緒に英語のラベルを作るのは素晴らしいアクティビティです。写真に英語のラベルをつけてボードにピン止めするのはどうでしょう?家族アルバムは?親が英語を(スマホで綴りを確認しながら)書いているのを見れば子どもも興味が沸き、一緒に楽しむことができるでしょう。

 

·      英語学習のためにタブレット使用してみる タブレットは幼児英語教育にうってつけです。近年ではテレビやスマホの画面を観る「時間」よりその「質」を問うことが必要です。上記のポイントを取り込み、監督下でのタブレット使用は会話を促し、英語の読み書きスキルアップにも役立ちます。ただしアプリは厳選したもの、そして年齢相応であるのが最適です。18ヶ月から5歳までは1時間が限度でしょう。6歳から18歳は親の時間管理が推奨されます。保育園、幼稚園やプリスクール、または英語教室で子どものレベルにあうアプリがあるか相談してみましょう。子どもと一緒にアプリで遊んでみるのもいい案です。関与することで子どもとの関係もより良くなり、アプリの質も分かります。その後アプリで学んだことを普段の生活に適応するよう促してみましょう。新しい単語を紙に書き、日々の生活で口に出して練習してみるのもいいですね。