スタジオジブリが新校舎に与えた影響 (Bilingual Kids Co., Ltd インターナショナル幼稚園)

我々はスタジオジブリの近くに自宅があり、当校の新校舎からは正に2ブロックほどで辿りつくことができます。スタジオジブリは作品が 素晴らしいだけではなく、スタジオ自身も非常に優れたデザインです。その隣の小道にはスタジオジブリ所有の建造物が並んでおり、素晴らしい幼稚園(残念ながら当校ではなくスタジオ職員の幼児専用)や、映画からそのまま登場したような古典的なデザインの建物もあります。

 

スタジオジブリの建物は道の角にあり、当校と同じく3階建てです。大きく白い建物で 鉛筆での作業がしやすいよう自然光を豊富に取り入れられるようなデザインです。2階と3階の間を繋ぐガラス通路があります。東側は 2階部分を覆うようにツタが張られており、その玄関のマットには大きな黒猫が寝そべるのを度々見かけます。丸や四角の窓があり、その多くは昔の出窓のようになっています。それにより明かりをより多く取り入れ、中の空間が広げ、外をよく見ることができるのでしょう。

 

当校の最上階にあるアートスタジオもこれに多くの影響を受けました。3階は窓を多く設置し、天窓も加えることで自然光も入り、お絵描き、絵の具作業、彫刻やプロジェクト作業に最適な空間にしました。壁はターコイズと黄緑で創造性をかき立てる空間となり、子供たちも大好きです。

 

犬の散歩やバスに乗っているときに、スタジオジブリの設立者である宮崎駿をよく見かけます。私の子供たちも家に帰って「今日、白髪と白いヒゲのおじさんを見たよ」とよく言います。友人や親戚を連れて観光がてらによくスタジオビルを見に行きます。静かな環境に佇み、恐らく最適な場所なのでしょう。

 

三鷹の森ジブリ美術館にも感化されました。三鷹にある娘の学校のすぐ隣なのです。新人アーティストには多くの未知と喜びを与えてくれる場所です。足を一歩踏み入れるとどれだけ魔法がかった場所か分かるでしょう。様々な映画に登場する巨大な彫刻が色とりどりの建物外観に設置されています。屋上庭園やビル周辺の自然から「ジブリの森」と呼ばれるのだと思われます。ジブリ美術館の中には広い空間がありますが撮影禁止です。映画で使用された何百ものセル画や模型が壁や低いテーブルに展示されています。作品のリアリズムには心底驚かされます。2階の実物大「猫バス」では子供たちが遊ぶことができ、時計やタイムとラベルできそうなマシーンが展示されています。中でも私自身が一番好きだったのは暗室の回転のぞき絵で、走馬灯とパラパラ漫画を合わせたような仕組みで明かりを当ててアニメーションを再現する器具でした。最初の映画がどのようにして制作されたのかよく理解することができます。

 

宮崎駿の作品の多くは日本や西洋における古い家への愛を現しています。そして子供たちに与える力強さでも知られています。そこで我々は西洋と東洋のハイブリッドとなる特殊な校舎を作ることにしました。新校舎は驚くほど柔軟なデザインで空間も広く部屋のデザイン、雰囲気や構造も簡単に変えることができます。吹き抜けの玄関で、子供たちが朝2階から親に手を触れる構造も最大な特徴です。全体的にはクラシックな西洋風外観、お家のように居心地のよい内装となっています。

 

多くの方々にはジブリ美術館の入場券の入手は困難で数ヶ月前には予約必要です。武蔵野にお住まいでプリスクール、幼稚園もしくは保育園をお探しであれば何ヶ月も前に計画が必要です。当校はインターナショナル・スクールです。世界中の子供たちを受け入れています。玄関から一歩は入れば気づく暇もなく静かにそっと「神隠し」に合うことでしょう。帰宅時間までは少なくとも!